江東区で相続した空き家・空きマンションを売るなら、まず名義と相続関係、管理費・固定資産税などの維持費、区の老朽空家等相談員を順番に整理し、残置物と設備の状態を確認してから売却か保有かを決めます。区の相談窓口は売却の依頼先ではなく、状況整理の入口として使えるのが特徴です。いきなり売却の手続きに入る前に、家族の合意と費用の見通しを同じ表に並べましょう。
江東区は、木場・門前仲町・豊洲・東陽町・亀戸・大島・砂町など街ごとにマンションと戸建ての割合、管理組合の有無、駐車場の需要が異なります。空き家の場所や建物の種類によって、確認する資料と相談先が変わります。

最初に名義と相続関係を確認する
被相続人の名義のままでは売却契約ができません。相続人が複数いる場合は、遺産分割の方法と、全員の同意が必要な場面を整理します。相続登記の義務や手続きの期限は、法務局や司法書士に確認しながら進めます。
維持費を月額で把握する
- マンションなら管理費、修繕積立金、駐車場代、専用部分の電気・水道の基本料金
- 戸建てなら固定資産税・都市計画税、火災保険、庭や建物の管理費
- 空き家期間が長い場合の近隣対応、害虫・設備劣化・雨漏りの点検費用
- 売却時に発生しうる仲介手数料、登記費用、測量・解体・清掃費などの見込み
金額は物件と契約内容で異なるため、管理会社・区の固定資産税納付書・見積書などで確認します。「空き家なら維持費がかからない」わけではなく、むしろ管理の手間と保険料が続く点を先に見ます。
区の相談窓口を状況整理に使う
江東区では老朽空家等相談員の派遣があり、空き家の管理・活用・解体などの相談に乗っています。区の老朽空家等対策計画も公表されているため、自治体としての基本的な考え方を確認できます。相談は売却の強制ではなく、選択肢を並べるために使うのがおすすめです。
残置物と設備を確認してから判断する
室内の家財、エアコン・給湯器などの設備、庭の樹木、屋外の物置を写真とリストにします。売却時には残置物の処分費用と、設備の故障・未交換の説明が必要になります。DIY好きの視点でも、直して売るか・そのまま売るかの判断は、費用対効果を見てから決めます。
相談担当メモ
宅建士5年目で、戸建て3件・アパート1件・マンション1件を保有してきた立場から見ると、相続した空き家は「売る・貸す・残す」のどれを選んでも、最初の1か月で整理する資料が同じです。名義、維持費、残置物を先に並べると、相談の回数も短くなります。
個別の税務、法務、ローン、登記判断は、税理士、司法書士、弁護士、金融機関などへの確認が必要です。
よくある質問
相続人が遠方にいる場合でも売却できますか?
全員の同意と手続きがそろえば進められますが、連絡手段・遺産分割の方法・書類の郵送・オンラインの可否を先に確認します。全員の状況がそろわないまま売却を進めることはできません。
空き家のままでいても売却できますか?
売却は可能な場合がありますが、内見時の安全性、残置物、管理状態、ハザード・周辺環境の説明が必要です。空き家期間が長いほど、事前の点検と費用整理が大切になります。
公式情報と関連記事
江東区の売却・相続相談
町名、建物の種類、相続人の状況、管理費・固定資産税の金額、残置物の有無を分かる範囲で送ってください。名義整理、維持費、売却の順番を資料に沿って整理します。いきなり売却を決める必要はなく、個人情報も最小限で構いません。売却相談フォームから受け付けています。

